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2006年10月18日 (水)

お薦めの2冊!

お薦めの2冊です。


●『FLOW ─韓氏意拳の哲学』
尹雄大(ユン・ウンデ)著/監修:光岡英稔,冬弓舎(2006.10)

HIROもお稽古している韓氏意拳の本です。
これまでもムックや光岡先生と甲野先生の『武学探究』で韓氏意拳のことが本になっていましたが,尹氏の『FLOW ─韓氏意拳の哲学』は,はじめての韓氏意拳onlyの本。自然とは何か,自分とは何か,坐禅する人なら,一度は読みたい一冊です。

●『人間の頂き』
野口法蔵著,PHP研究所 (2006/09)

こんなにストレートでインパクのある本は,久しぶり!という感じ。
自分はその実,どこに立ってるんだ!?と遊び無く問いかけられる一冊です。

<出版社/著者からの内容紹介>(amazon.co.jpから抜粋)
「価値観を根底から覆す」そうした書籍がこの世には存在する。

本書は間違いなくその一冊である。

24年前プロカメラマンとしてインドに赴いた著者は、そこで様々な光景を目にする。飢餓や病のため、隣に寝ていた人が翌朝には死んでいるという日常。たかだか牛一頭と引き換えに親に売られる少女。そして死んだ肉体は目の前で焼かれ河に流される。

ある朝著者は河べりで瞑想中、流れ着いた人肉の塊を口にする。<人も、牛や豚と同じ肉ではないか>。人間とは何なのか? 生きるとは? 死ぬとは? 心かき乱す著者の目に映ったのは、貧困の果てに死んでいく人たちの顔にのぼった笑顔であった。

その笑顔と「輪廻転生思想」に関連を見出した著者はチベットに向かう。九死に一生を得てたどり着いた寺院。そこで待っていたのは、想像を絶する修行の日々であった。

生と死が隣り合う極限の世界を彷徨して見出した[人生の真理]とは何か?

驚愕のノンフィクション。

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コメント

>よしさん

こんにちは。HIROです。
「人間の頂」,野口さんの経験がとても興味深かったです。
「蓮華の国ぐに」は,入手困難な感じですね。
古本などで探して,私も読んでみようと思います。

投稿: HIRO | 2006年12月15日 (金) 09:20

「人間の頂」読みました。
しょっぱなから「五体投地礼」一日10時間の
修行が載っていて、びびりました^^;
眠っていた菩提心が掻き立てられます。
いい本紹介してくれてありがとうございます。
同著者の「蓮華の国ぐに」取り寄せたら、文中に
出ていたスタンジンさんのニコニコ顔が出て
ました^^

投稿: よし | 2006年12月11日 (月) 09:34

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