〈きく(1)〉
(奥村一郎『祈り』(p63) そもそも「きく」ということばは,聖書のなかでも非常に重要なことばのひとつとなっている。旧約聖書では,約千百回用いられ,旧約に比べてはるかに小冊子の新約聖書に四百二十五回でてくる。統計的頻度だから,そのことばの軽重を定めることには問題があるが,「きく」ということばが,啓示宗教,すなわち人類への神の語りかけに基づくキリスト教にとっての中核的用語であることはうなずける。 |
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(奥村一郎『祈り』(p63) そもそも「きく」ということばは,聖書のなかでも非常に重要なことばのひとつとなっている。旧約聖書では,約千百回用いられ,旧約に比べてはるかに小冊子の新約聖書に四百二十五回でてくる。統計的頻度だから,そのことばの軽重を定めることには問題があるが,「きく」ということばが,啓示宗教,すなわち人類への神の語りかけに基づくキリスト教にとっての中核的用語であることはうなずける。 |
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