櫛谷宗則さん編集の『共に育つ』第14号が発行されました。
『共に育つ』は,内山興正老師のお弟子さんで,老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが発行されている冊子です。この度,『共に育つ』第14号が発行されました(2013.05.08発行)。申し込みは,下記の住所におハガキで!折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。
〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛
====================
共に育つ 第14号 —目次ー
仏法を生きる喜びに生かされて …… 青山俊董(2頁)
☆大いなる力のなかに の章
神はいまここに …… キャスリン・ライリー(16頁)
時・行・主体 …… 星 研良(24頁)
大震災,そこから来たもの,去ったもの …… 野嶋 諭(32頁)
ただ「悲」のなかに …… 佐野明弘(46頁)
私の心の求めや渇き …… 金子盾三(55頁)
☆私をいただくの章 の章
日頃,想うこと …… 津田都与子(62頁)
援けるとは …… 井出貴之(66頁)
みな,美しい …… 岡 庸子(72頁)
傾聴ボランティアとして …… 大藪利男(77頁)
釈尊からのメッセージ …… 西奥董尚(86頁)
めぐみのもとめぐみの坐禅せんかも …… 柴田誠光(90頁)
いいたいけれど,いえぬもの …… 櫛谷宗則(95頁)
編集後記 …… (100頁)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
《編集後記》
前号からの二年間,皆さまお元気でお過ごしでしたでしょうか。
青山老師にはお忙しいなか時間をさいていただき,信州無量寺でお話をお聞きすることができました。新しい本堂も窓から入る心地よい風も,みな老師の誓願から成る世界に居ると思いました。
今号は長編の力作がそろいました。ある方の想いが,他の方の別の表現になり,他の方の言葉にできなかったものが,ある方の一言に籠められています。たった一つのいのちが呼応しあい,響きあっています。縁あって三人の浄土真宗の方,二人のキリスト教の方に書いていただくことができましたが,みな通じあっています。宗門宗派でない,その通いあっているところが真に大切なところではないでしょうか。そして響きあう,何か新しく生まれようとしている風を感じています。
最初にいただいた原稿をそのまま載せた人はいません。みな何度も手紙でやり取りし,さらに深めてくださったものです。一年間にわたってやり取りして生まれた文もあります。みなその方の「真心の生き方」の結晶です。こうして手に取っていただけたのも浅くはないご縁。どうぞ全編,味わっていただけましたら有難いです。きっと心に響く心があると思います。
「共に育つ」も段々と歳をとり,老いについて触れたものが多くなっています。老いの弁道とは何でしょう。ただこのいまを大切に生きるなかに,いろいろな風景に出逢うばかりです。
今回,内山老師のお手紙があまり集まらず,次号に載せることに致しました。単なる礼状でないお手紙をお持ちの方,どうぞご一報ください。また「共に育つ」にいままで載った老師の文が,一冊の本にまとめられて大法輪閣から出版の予定です。
いつまでもご投稿を心楽しく待っております。それではどうぞ皆さまお元気でお過ごしください。
(櫛谷宗則)
====================
| 固定リンク | 0
コメント