櫛谷宗則さん編集の『共に育つ』第17号が発行されました。
内山興正老師のお弟子さんで老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが2年に一度発行されている『共に育つ』の第17号が発行されました。
申し込みは,下記の住所におハガキで櫛谷宗則さんまで。
折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。
〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛
・・・目次・・・
響き合う念仏に開かれて……梶原敬一 2頁
なのはな日記……まゆみ 24頁
析りたいのです……清水美和子 32頁
どもりと生きる……藤岡千恵 40頁
飾ることについて……星研良 49頁
おらも おらで ひとり いぐも……村本忠子 57頁
ありがたやお日さまありがたや……松澤周子 62頁
人生の「終り」を生きて……長友トミ子 68頁
右側の席……村田啓子 73頁
母の死……石本慈敬 79頁
人生に出会いあり……アンリ・ホイスゴムス 84頁
ただ風のように……櫛谷宗則 91頁
編集後記……100頁
・・・編集後記・・・
空全体が明るくなり、あらゆるものが新たに萌えようとしているこの時に、こうして何事もなく『共に育つ』をお届けできる幸いを思います。
今回、15歳から96歳の方まで、また社会の第一線で活躍している方から、一人市井の片隅でそっと暮らしている方まで書いて下さっています。みなその人その人のいのちの全分の輝きです。精一杯自分に与えられたいのちを生きている、そこに何の優劣もありません。どうぞー編一編大切に、すべてに目を通して頂けましたら幸いです。
「生れてより老に至るまで、ただこれ這箇の漢」たとえ私が何になろうと、どんな境遇になろうと、私はその私を生きなければなりません。そういう絶対的あり方があるからこそ、誰でも日々泣いたり笑ったり、この私として妨げなしで生きています。
春雨のしずくが響き合い、そよ風がいのちを交わし合うように、人を超え、時を超え、その全きあり方はすべてを射貫く光のように片時も離れず、真実には生きれない私の、生きれないことそのままが、透明な折りに包まれているかのようです。
私の人生が、私の人生を尊んでいます。私の人生が私の人生をいつくしんでいるでしょう。
梶原先生、アンリさんの文はインタビューをまとめたもの、お忙しいところを時間をとって頂き有難うございました。またご寄稿の皆様と交わしたお手紙の楽しさ、真剣さは私にとってかけがえのないものです。有難うございました。
いつも皆様のご投稿を心楽しくお待ちしております。また二年先にお会いできましたら嬉しいです。どうぞご機嫌よくお元気でお過ごし下さい。
(櫛谷宗則)
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