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2025年4月14日 (月)

櫛谷宗則さん編集の『共に育つ』第20号が発行されました。

Img 内山興正老師のお弟子さんで老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが2年に一度発行されている『共に育つ』の第20号が発行されました。

申し込みは,下記の住所におハガキで櫛谷宗則さんまで。
折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。

〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛

 

共に育つ 第20号 〜目次〜

奥能登よろみ村に生まれて ……… 村田遼雲 2

第二の人生 ……… 木村美智子 10

水をゆく 雲をゆく ……… 角一法侖 21

生きるということ ……… 神谷湛然 29

お釈迦さまより頂戴した唯一絶対の宝物 ……… 遥山正徳 37

ハツエさんの遺言状(小説) ……… 田辺静幸 43

母居しことが母の恩 ……… 安藤一雄 58

永遠なるものから来る光 ……… 渡辺兼次郎 63

いろんなご縁にはぐくまれて ……… 戸次公正 70

聖書と祈りを通して、神様とお会いする ……… 嶋谷和子 77

ぼくの能登地震 ……… 村田雅哉 84

坐禅からよむ現成公案(二) ……… 櫛谷宗則 91

編集後記 ……… 100

 

◯編集後記◯

一時のドカ雪も消え、日は伸び大地もゆっくり動き始め、人間のあらゆる現実を呑み込んで、時はいつの間にか静かに音もなく過ぎていきます。

二年間のご無沙汰でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしたか。楽しみに読んで下さっている方、自分の人生を飾らず書いて下さった方、思いもよらない多くの皆様のご縁に恵まれ育まれ、いつの間にか「共に育つ」も第二十号となりました。四十年近い歩みです。本当に有難く、自分は何を一生懸命やってきたのだろうと、ただ時の流れを想うばかりです。

今号初めの三名の方は、三十代〜五十代の若い方です。若いときは若いときしか書けないものがあり、年老いてくるとその素直な力が眩しく、浄められるような気がします。分かっていても悟っても本当には片付かないとだけ身に沁みて、万事休息、抱かれるように部屋の片すみで坐っています。──天地(あめつち)の祈り陽となり風となり結跏趺坐なるいのち賜る。

どうぞどうぞ、お元気で!

(櫛谷宗則)

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