「初心者HIROの参禅日記:今日のごはん」は、ほぼ毎日更新中。
2020年4月、COVID-19の最中、全身麻酔の手術を初体験。
入院中のご飯の記録をきっかけに、『典座教訓』をコンセプトに、毎日のごはんの記録を再開。ほぼ毎日、朝・昼・夜のご飯をただただ更新中(1週間分ためてupも多いですが…)。
ここから、どうぞ🙇♂️
2020年4月、COVID-19の最中、全身麻酔の手術を初体験。
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内山興正老師のお弟子さんで老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが2年に一度発行されている『共に育つ』の第16号が発行されました。
「いま地球上では人口があり余っているのだし、あなたが死んでも社会としては誰も困る人はいないのですから、自殺されたらいいでしょう。
思うに、人々が死にたいと思う動機にはいろいろあるでしょうが、おそらく一生のうちには死んでしまいたくなるほどの苦しみに誰でも出会うのであり、一度も思ったことのない人など世の中にほとんどいないでしょう。
しかし皆、何とかそれに耐えて生きているのは、人間生命の根底において、本能的に生きようとする力が働いているからです。」
という、インパクトのある内山老師の文(「もう死にたいというあなたへ」)で始まる第16号。
申し込みは,下記の住所におハガキで櫛谷宗則さんまで。
折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。
〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛
『共に育つ』は,内山興正老師のお弟子さんで,老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが発行されている冊子です。この度,『共に育つ』第15号が発行されました(2015.04.08発行)。申し込みは,下記の住所におハガキで!折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。
〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛
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共に育つ 第15号 —目次ー
音楽が語りかける …… 舘野 泉(2頁)
一つづきの世界の片すみで …… 辻 光文(14頁)
命懸けた恋の如く …… 中谷正覚(24頁)
自己の真実を追求する・書簡 …… 内山興正(30頁)
次の今 ……櫛谷みゆき(35頁)
義母からもらった宿題 …… 吉川訓子(41頁)
自画自賛 …… 村田和樹(47頁)
心の傷 …… 石本慈敬(62頁)
自分の根源にあるふたつの体験 …… 岡 庸子(73頁)
私自身を照らしてくれるもの …… 阿部洋夫(79頁)
本当に足りないもの …… 井出貴之(85頁)
いのちの吃音 …… 櫛谷宗則(92頁)
編集後記 …… (100頁)
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《編集後記》
前号からの二年間、世の中はいろいろは動きを見せ、皆様にもいろいろなことがあったことと思います。こうして今日、無事にこの本を手に取っていただける、お互いの幸せを感じます。
いつの号も「今号は最高に充実した号になった」と実感しながら創っています。舘野先生、辻先生、和樹さんの文は、実際にお会いしたインタビューをまとめたもの。緑が丘の生まれ育ったご自宅で、老人ホームのベッドの上で、与呂見の雪に埋もれたお寺で、貴重なお時間をいただき、いずれも静かな感動をもってお聞きしたものです。それは他の方の文を読んでも感じるものです。それでまた私は、「今号は最高にいい号になった」と思ってしまいます。
内山老師のお手紙は、今後も載せたく思います。老師は人に話したり書くことによって、思索を深めておられました。単なる礼状でないお手紙をお持ちの方、どうぞご一報ください。また「共に育つ」にいままで載った老師の文が『いのちの問答』(大法輪閣)として昨年出版されています。
今回パソコンの調子が悪くなり、十方庵の児玉慎一さんから新品の中古ノートパソコンをいただき助けてもらいました−−感謝。このパソコンの寿命がくる頃には、「共に育つ」も終わるでしょう。
季節はそっと巡り、早春の静かな雨が降臨してきます。大地はうるおい、そこから新しいいのちが芽吹くことでしょう。いのちを頂いて生きていることは、いのちに頂かれて生きてあることです。「共に育つ」の一つの言葉が、知らないうちに心に沁みこみ、何処かの誰かの芽吹きを育む一滴になっていたら、こんなに嬉しいことはありません。
ご投稿を楽しみにお待ちしております。この方の話が聴きたいというご希望もどうぞ。それではまた二年後に、どうぞお元気で。
(櫛谷宗則)
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『共に育つ』は,内山興正老師のお弟子さんで,老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが発行されている冊子です。この度,『共に育つ』第14号が発行されました(2013.05.08発行)。申し込みは,下記の住所におハガキで!折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。
〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛
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共に育つ 第14号 —目次ー
仏法を生きる喜びに生かされて …… 青山俊董(2頁)
☆大いなる力のなかに の章
神はいまここに …… キャスリン・ライリー(16頁)
時・行・主体 …… 星 研良(24頁)
大震災,そこから来たもの,去ったもの …… 野嶋 諭(32頁)
ただ「悲」のなかに …… 佐野明弘(46頁)
私の心の求めや渇き …… 金子盾三(55頁)
☆私をいただくの章 の章
日頃,想うこと …… 津田都与子(62頁)
援けるとは …… 井出貴之(66頁)
みな,美しい …… 岡 庸子(72頁)
傾聴ボランティアとして …… 大藪利男(77頁)
釈尊からのメッセージ …… 西奥董尚(86頁)
めぐみのもとめぐみの坐禅せんかも …… 柴田誠光(90頁)
いいたいけれど,いえぬもの …… 櫛谷宗則(95頁)
編集後記 …… (100頁)
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《編集後記》
前号からの二年間,皆さまお元気でお過ごしでしたでしょうか。
青山老師にはお忙しいなか時間をさいていただき,信州無量寺でお話をお聞きすることができました。新しい本堂も窓から入る心地よい風も,みな老師の誓願から成る世界に居ると思いました。
今号は長編の力作がそろいました。ある方の想いが,他の方の別の表現になり,他の方の言葉にできなかったものが,ある方の一言に籠められています。たった一つのいのちが呼応しあい,響きあっています。縁あって三人の浄土真宗の方,二人のキリスト教の方に書いていただくことができましたが,みな通じあっています。宗門宗派でない,その通いあっているところが真に大切なところではないでしょうか。そして響きあう,何か新しく生まれようとしている風を感じています。
最初にいただいた原稿をそのまま載せた人はいません。みな何度も手紙でやり取りし,さらに深めてくださったものです。一年間にわたってやり取りして生まれた文もあります。みなその方の「真心の生き方」の結晶です。こうして手に取っていただけたのも浅くはないご縁。どうぞ全編,味わっていただけましたら有難いです。きっと心に響く心があると思います。
「共に育つ」も段々と歳をとり,老いについて触れたものが多くなっています。老いの弁道とは何でしょう。ただこのいまを大切に生きるなかに,いろいろな風景に出逢うばかりです。
今回,内山老師のお手紙があまり集まらず,次号に載せることに致しました。単なる礼状でないお手紙をお持ちの方,どうぞご一報ください。また「共に育つ」にいままで載った老師の文が,一冊の本にまとめられて大法輪閣から出版の予定です。
いつまでもご投稿を心楽しく待っております。それではどうぞ皆さまお元気でお過ごしください。
(櫛谷宗則)
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『共に育つ』は,内山興正老師のお弟子さんで,老師の著作の編集もされている櫛谷宗則さんが発行されている冊子です。この度,『共に育つ』第13号が発行されました(2011.05.08発行)。申し込みは,下記の住所におハガキで!折り返し,冊子と振替用紙が届きますので,冊子代500円と送料を振り込んで下さい。
〒959-1835 新潟県五泉市今泉1331
櫛谷宗則 宛
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共に育つ 第13号 —目次ー
禅が語りかける …… 内山興正(2頁)
☆老いをいただく の章
聞こえますか,私の声が …… 石本慈敬(14頁)
憚りながら認知症 …… 水野吉治(19頁)
人生の詰を生きて …… 長友トミ子(25頁)
老いるということ …… 濱田智子(32頁)
生まれて生きられてよかった …… 岡 庸子(37頁)
お念仏のなかに生きる …… 有山良子(44頁)
念仏申したら自分が見える …… 榎本栄一(49頁)
☆あなたにとって一番大切なものは の章
左側の席 …… 村田啓子(58頁)
木陰なう …… 月原いのこ(63頁)
一番大切にしているもの …… 神田和亮(68頁)
妙,不可思議 …… 畑中猶三(74頁)
手技のこころ …… 安生充彦(80頁)
自分の正体 …… 山内庸行(84頁)
原風景について …… 波多江研祐(89頁)
いのちの坐禅 …… 櫛谷宗則(95頁)
編集後記 …… (99頁)
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《編集後記》
皆様お元気でお過ごしでしたでしょうか。
3月11日の東日本大震災の起きた日,いかがお過ごしでしたか。被災された方に心からお見舞い申し上げ,お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするばかりです。
こうして新たな「共に育つ」をお届けできますこと,あらゆるご縁のお陰と感謝しております。今回,ずっと温めていた内山老師の言葉を編集して載せさせてもらいました。また時に問い合わせがある榎本栄一さんの文を,増補して掲載しました。他の文もみな心のこもったもの,新たな風があり,模索する魂があり,祈りがあり,どうぞすべての文に目を通していただけましたら嬉しいです。
「全体的になにかとても清々しく,それがその人たちの深い心からきているような文章が多い委員賞でした」とのお便りを読者の方からいただき,有難く思いました。
それは自分の体験の心のありさまを,人に対してひけらかすのではなく,書くことによってただ自分が自分に照らされている,ただ謙虚に照らされている,そんな清々しさではないかと思いました。
本当に豊かな世界は自分のとぼしい体験にとどまることなく,自分を超えた大いなるいのちの世界につながっていくところにあるでしょう。そのいのちの声を自らにおいて聞き,おのずと語ってくださっているのでしょう。この「共に育つ」を編集することによって一番,私が教えられ励まされている気がします。
「みんな生きていてよかった。子どもたちの元気な姿,笑顔が希望です」と,被災された方がいわれました。−生きていることが希望ですと。
思いではまったく絶望している。なんの光も展望もない。どうしよう,どうしよう…。
しかしいま,そんな思い以前に生きているという面もあるのではないでしょうか。思いでは量り切れない深さから,初めて私は生きています。本当は何ひとつ持たず裸で生まれてきました。そしてどれだけ財や名を成し,何を築き上げようと,そのすべてを奪われてもとの裸で死んでいきます。謙虚に生きなくてはと,自分に思います。ただ祈るように,いのちの光に静まっています。
無惨な町並みのうえに今日も青空は広がり,限りない光が降りそそぐでしょう。その向こうの野原には,やがて白い花がいっぱいに咲き乱れるでしょう。「主は与え,主は取られる」—無惨は無惨,哀しみは哀しみ。そして不思議に与えられて生きているいま,真っ白い花がいっぱいに咲き乱れる。生きていることが希望ですと。
次号で内山老師のお手紙の特集をやりたいと思っています。老師からのお手紙をお持ちの方,ご一報頂けましたら有難いです。そして皆様どうぞお元気でお過ごしください。
(櫛谷宗則)
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7月4日(日)のNHK教育テレビ「こころの時代」に藤田一照さんが出演されます。
<放送内容>
出演:禅僧 藤田 一照 ききて:山田 誠浩
〜坐禅 結果自然成(けっかじねんじょう)〜
禅僧の藤田一照さんは30年前、心理学を学ぶ大学院生の時、坐禅(ざぜん)にであった。研究者の道を捨て、自給自足の暮らしをしながらひたすら坐禅する兵庫県安泰寺で修行。以来、日米の禅堂で「坐禅とは何か」を探究してきた。
坐禅は「我慢力を鍛えるものでなく関係性を変えるもの」「するものでなく成っていくもの」。その体験にもとづく坐禅論を聞く。
7月 4日(日)教育テレビ 午前 5:00~6:00
7月 12日(月)教育テレビ 午後 2:00~3:00
7月 4日(日)デジタル 教育3 午後 0:00~1:00
「するものでなく成っていくもの」。放送が楽しみです!
★藤田一照さんさんが寄稿されています。
「坐禅は習禅にあらず」サンガジャパン Vol.1(2010Spring),pp88-100。
★藤田一照さん主催の坐禅会「磨磚会」のお知らせ。
藤田一照師は,2010年4月からサンフランシスコの曹洞宗国際センター所長に就任されます。よって,同年4月以降の坐禅会は,不定期開催となります。参禅希望の方は,必ず,事前に日程を問い合わせてください。
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